こんにちは🎵

blaco.ヘアメイク美容師のはた圭介です。

美容師経験は、30年以上・・・

豊富なキャリアから皆様の質問にお答えいたします✨

 

 

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今回のお客様からの質問

今回は、初めてご来店のお客様からのこんな質問をいただいた・・・・

Q.パーマとカラーを同時にしたいのですが、痛むって聞いたので同時にしない方が良いですか？

 

 

なるほど！なるほど！🍀

 

よくある質問ですね🎵

 

サロンでお客さまを担当してるときによく話題に出る内容です。

では、今日はこの質問について掘り下げて行きましょう🎵

ちょっと、長くて難しい内容かもですが

ついて来てね☺

 

 

髪の毛のダメージレベルって？

髪の毛って加算式でダメージしていきます。

例えば、毛先❗

パーマもカラーも何もしていない状態が、「健康なダメージなし」の髪だとして

髪の健康度合いは

パーマを１度やると・・・マイナス１

カラーをやるとまた・・・マイナス１

ダメージは、どんどん蓄積されて行きます。

(一度の施術でマイナス2や3になることもある)

 

 

パーマやカラーのメカニズムと特徴

パーマのメカニズムは、還元の酸化。

還元とは、髪の毛のSS結合を切って形付けやすくする工程。

酸化とは、切られたSS結合を再結合して元の状態に戻す工程。

(ちょっと、難しくなったかな？)

カラーのメカニズムは、①剤のアルカリ剤と酸化染料が②剤の酸化剤と反応して髪を染めていく。

(やっぱり、難しくなった💦)

 

簡単に言うと・・・

 

(一般の方向けに書きますね・・・美容師の方はスルーしてください)

 

パーマにしろカラーにしろ、分解したり結合させたり、還元したり酸化させたり・・・

パーマもカラーもどちらも同じような(厳密には違うけど)工程を繰り返すわけ。

もっと、分かりやすく言うと

「溶かしたり❗固めたり❗」って思ってくれても良いかな。

 

 

 

溶かしたり固めたりが、髪には負担！

この溶かしたり固めたりが髪の毛にはかなりの負担になるわけね。

いっとくけど、負担になるんであって・・・

その時に一気に痛む訳ではないんだよ。

ただ、髪が痛みやすい状態になることは確か！

「痛みやすい状態！」≠「痛んでる状態！」

「髪が痛みやすい状態」と「髪が痛んでいる状態」は違います。

パーマやカラー施術を行った瞬間に髪が痛んでしまったら・・・これは美容師の最大のミス‼

 

結論から言うと・・・

パーマとカラーを同時にやれば痛む❗

のではなくて・・・

より、痛みやすい状態になりますよ‼

と、言うことです。

病み上がりのより弱った状態になりますから、施術後のホームケアがより重要になります。

 

 

パーマやカラー後のホームケア

では、パーマやカラーを行った時やまた、両方を同時に行った時のご自宅で行うホームケアはどのように行えば良いのでしょうか・・・？

 

まずは、注意点ね。

1. パーマやカラーの施術後は、最低48時間くらいは髪を濡らさない(洗わない)。これは、パーマやカラーの施術後には十分な酸化時間(空気に触れさせる時間)が必要だからです。この時間によって髪は安定された状態に戻ります。
2. 濡れたまま長時間放置しない。シャンプー後はすぐに乾かす。髪は濡れた状態だと「アルカリ性の電荷」帯びます。このアルカリ性の電荷を帯びた状態はパーマやカラーの施術状態に近い状態を差します。

 

具体的なホームケアとしては・・・

 

①パーマやカラー対応のシャンプートリートメント剤を使用する(こことても大事！)

②すぐに乾かす❗

③アウトバスのトリートメント(特にオイル)を使用する。

 

よく、「美容師さんはお店の商品を売りたいからホームケアを進める」みたいなことを言われる方がいらっしゃいますが、販売だけを目的におすすめしてることはありませんよ。

髪をコンディションよく保つには、必ず必要なことだからおすすめしています🎵

改めて言わせていただくと・・・

きちんしたホームケアをさせない方は、パーマやカラーを行わないで下さい！ってことです。

blaco.ではホームケアを怠る方に、きちんとしたパーマやカラー施術を行うつもりはありませんので！

 

 

まとめ

パーマとカラーを一緒にすると髪は痛むのか？

パーマだけをやった場合でも、やり方が不味ければ痛みます！

また、カラーだけをやっても、同じようにやり方が悪ければ痛みます！

 

僕らが施術をやる場合は、髪の負担を最小限に抑える方法をとります。

パーマやカラーをやって、ダメージレベルがマイナス2～3になるとこを、どうやってマイナス1くらいに抑えるか・・・ここが美容師としての腕の見せ所なのです🎵

パーマやカラーの施術ができるかどうかは、実際にお客様の髪を見ないとわかりません。(お電話での問い合わせでは正確にはわかりません)

また、同時施術が可能かどうかもお客様の髪の毛の状態やその時のご希望されるヘアスタイルによって変わってきます。

なので、詳しい施術内容や方法はご来店されてからのカウンセリングで決めさせていただいてます。

是非、ご相談くださいね🎵

 

 

 

 

ルン🎵

 

 

 

 

 

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